なぜ？着物買取でがっかりする人が多いのか！がっかりしない業者も紹介

大切な着物を査定に出して、あまりの金額の安さにがっかりした経験はありませんか？

実は着物の買取は、わざわざ店舗まで持ち込んだのに、値段がつかなかったり、二束三文で買い取られてしまう事も多いのです。

実は着物を着る機会が減った現代では、昔のように生活に困ったら着物を売ってまとまってお金を手に入れる・・・というようなイメージではなくなってきています。

某リサイクル店で着物を見ていたら、品の良い老婦人がいらして買取を頼んでいたが
「そんな安いの…(´・ω・｀)」と、がっかりされていた。
でも、今は着物需要が昔ほどないので、どうしても値段は安くなるんですよ…。昔は着物って「財産」だったからその感覚で買取頼むとそりゃがっかりだよね。

— 懐美（なつみ）＠レトロ好き (@retronatsumi73) October 12, 2021

だからと言って、着物を高く売るのもあきらめたくないですよね？

そこで今回は、着物買取でがっかりする人が多い理由を紹介し、

少しでも着物を高く売りたい方の為に、なるべく高く買い取ってもらう為のコツとおすすめのお店も紹介します。

一体なぜ、着物買取でがっかりする人が多いのか？

まずは、着物買取でがっかりする人が多い理由を紹介します。

着物買取の価格が安くなってしまう理由を知る事で、あなたの大切な着物を売る時に少しでも高く売る為の参考にもなります。

なので、着物買取でがっかりする人が多い理由を、簡単にでも良いので押さえておきましょう。

このように、着物の買取金額にがっかりする人が多いのはこういった理由があります。

それぞれ詳しく見ていきたいと思います。

買った時よりも値段が下がる

着物の買取でがっかりする理由の一つが買った時よりも値段が下がるという事です。

歴史的な価値のあるような一部の作家物を除けば、

普通、着物の買取額は、買った時の金額よりも安くなってしまいます。

生地の質や作家、産地によっても買取価格は変わりますが、買った時の20％～10％以下が相場です。

そもそもの相場から考えると、1,000～5,000円程度の値段がついたら良かったと思えるようにしておきましょう。

買取例の金額よりも安くなる事が多い

着物の買取業者のホームページには、買取価格が数万円～数十万円といったように書かれていたりします。

一方先ほど、着物の買取価格は買った時の20％～10％以下が相場と伝えました。

それでは買取業者のホームページの買取価格はまるで詐欺ではないでしょうか？

確かにそう思う所もあるかもしれませんが、これはしょうがない所もあります。

他の買取業者との競争で、なるべく高くてレアな着物を買い取った時の価格を表示してます。

これは他の業者との競争と考えると、一般的な着物の買取価格を表示する訳にはいかないという事でしょう。

着物を売却した時にがっかりしない為にも、買取業者の着物の買取価格は物凄くレアな着物を買い取った時の価格と知っておきましょう。

着物を着る機会が減っている

それではそもそもなぜ、着物の買取価格は下がっているのでしょうか？

これは着物を着る機会がそもそも減っているからです。

昔に比べれば、街で着物を着ている人が減っている事はおわかりでは無いでしょうか？

業者が買い取った着物は通常、一般の消費者に売られる事になりますが、

一般の消費者があまり着物を買わないのであれば、着物の買取価格の相場が高くなるのは難しいでしょう。

古い着物は現代人には小さい

古い伝統的な着物は、買取価格が高いと思っていないでしょうか？

確かに古い着物で歴史的な価値があるような物であれば、買取価格が高額になる事もあるでしょう。

しかし、一般的に単なる古い着物であれば、思っていたほどの値段がつかず、買取価格にがっかりする事も多いかもしれません。

日本人は食生活の変化などにより、昔よりも体格が良くなっている事はあなたもご存知だと思います。

つまり、昔の着物は現代人にとってサイズが小さいというのは、珍しい事ではありません。

着物は普通サイズが大きければ、仕立て直しもできますが、サイズが小さい物を大きくするのは難しいのです。

こういった事から、古い着物は案外買取価格が安くて、がっかりしたという事が起こります。

落款や証紙等がない

本来高く売れるはずの有名産地の着物や、人気作家の着物も買取価格が安くなってしまってがっかりという事があります。

そういった場合は、着物の状態が悪い（カビ、虫食い、汚れなど）事もありますが、

そういった特に状態の悪い所も見つからない場合は、落款や証紙が無いからである場合があります。

落款や証紙は買取業者の査定の項目にありますので、本物の人気作家の物でも落款や証紙が無いと、買取価格は下がってしまいます。

なるべく高価買取をしたい場合は、落款や証紙があった方が絶対に有利ですので、査定前に探しておいた方が良いでしょう。

着物専門の鑑定士にお願いしていない

着物の査定には専門の知識が必要です。

しかし、買取業者の中にはアルバイトのような査定員に着物の査定をさせるような業者もあります。

そのような業者の査定だと、あなたの持っている着物がいくら良い物でも、がっかりな金額を提示されてしまうかもしれません。

着物の買取は、他の買取に比べて査定員の目と知識が必要になります。

なので、着物の買取を頼む場合には、その業者が着物専門の買取業者なのか？といった事もしっかりと見ておきましょう。

着物買取でがっかりする理由まとめ

このように、様々な理由からせっかくの着物を売却する際に、がっかりしてしまう事があります。

理由を簡単にまとめると、以下のようになります。

このような理由から、せっかく大事な着物を売却したのに、提示された金額にがっかりしたという事が起こります。

着物買取のポイントは、査定前に過度に価格に期待しない事です。

「それだったら別に売らなくても良いかな」と考えるかもしれませんね。

しかしそれでも、不要な着物がある場合は売却するのをおすすめします。

不要な着物を売却する事で、決して多くは無いかもしれませんが自由なお金と、保管していたスペースの空きができます。

あたらしい保管スペースにあなたの趣味の物を保管しても良いですし、断捨離して部屋をスッキリさせたい人にもおすすめです。

１年以上着ていない着物があるなら、それはもう着る機会はほとんど無いと言って良いので、この際に処分してしまいましょう。

なるべく高く買い取ってもらう方法と、おすすめのお店

それではここからは、あなたの着物をなるべく高く買い取ってもらう方法と、おすすめのお店も紹介したいと思います。

ちなみに、着物が有名作家の物である事や、状態が良い事、落款や証紙の有る無しはどうしようも無いので、今回は触れません。

あなたの手持ちの着物をなるべく高く買い取ってもらうコツを紹介します。

なので、以下の３つのポイントを意識するだけで、極力あなたの着物を高く買い取ってもらう事ができるでしょう。

着物専門の査定士がいる業者がおすすめな理由は、先ほども紹介した通り、着物の価値がわかるため正当な価格がつく可能性が上がるからです。

それではなぜ出張買取がおすすめなのでしょうか？

出張買取とは、査定員があなたの自宅まで訪問して着物の査定をする事です。

自宅まで査定員が来るのに抵抗がある方は、玄関査定といって玄関先での査定を行っている所や、女性査定員がいる所を選ぶと良いでしょう。

出張買取がおすすめな理由は、「買取価格が本気の価格になりやすから」です。

着物などの買取サービスでは、出張買取と、店舗へ直接持ち込む店舗買取、宅急便で配送する宅配買取などがメジャーです。

この中で、店舗買取と宅配買取は査定員の移動時間や交通費などがかからない為、別に買い取れなくても、業者にとって金銭的、時間的な損がほとんどないのです。

なので、別に買取ができなくても特に問題ないと考える心理が働きます。

一方出張買取の場合は、査定員の移動時間や交通費もかかります。

これだけの費用をかけて、何も買取れなくて返ってしまったら単に時間と交通費の無駄になってしまいます。

なので業者としても「なるべく買い取って帰りたい」という心理が働きます。

こういった事から、着物の買取を頼む時は出張買取をおすすめします。

ちなみに出張買取の場合、査定員との会話の流れから貴金属やジュエリーなど、家に眠っている他にも高価買取できる物を買わせてもらえませんか？というような提案がある場合もあります。

普段使っている物や、大切にしている物であれば売らない方が良いでしょうが、

会話の流れから、思ってもいなかった物が高値で売れる場合もあったりと、新たな発見がある物です。

こういった意味でも、出張買取はおすすめです。

ちなみに、出張買取でも満足がいく価格が付かなかった時の保険として出張料、査定料無料でキャンセル可能な業者を選ぶのは大切です。

これらのポイントを押さえる事で、あなたの大切な着物をなるべく高く売却する事ができるでしょう。

以下のリンクでは、当サイトのおすすめ業者検索機能から、これらのポイントを押さえた上で女性査定員がいるなどの安心な業者をピックアップしています。

着物をなるべく高く売却したい！という方は必ずご覧ください。